せいび界 2025年8月号
23/28

中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社 「また来てくださいね!」ではもう通用しない。 今の時代は飲食店でも病院でも美容室でも、そして整備工場でも「ネットで予約する」のが当たり前になってきました。つまり「思い出したときにスマホで空き枠を探す」という行動が定着した結果、予約されない(できない)お店というのは、思い出されないお店になってしまうのです。 では、お客さんに半年後あなたの整備工場に連絡することを忘れられないために何をすべきか?答えは明確です。「次回の入庫日を、今ここで決める」こと。美容室や歯科医院の多くは、来店時に次回の予約を取る文化が根づいています。整備業界も、これにならうべきでしょう。実際、某車検チェーン店では、車検が終わると次の車検日を予約提案しています。2年後の車検予約を促すのです。そんな会社にあなたは勝てますか? 車検が終わったタイミングで「半年後の無料点検」の予約を仮押さえする。オイル交換の来店時に「次回交換の予約」を Google カレンダーに連携する。LINE や SMS で「次回点検日まであと1 週間です!」とリマインドする。このような「忘れさせない仕組み」を持っているかどうかが、リピーター獲得に直結しています。 具体的にどんな工夫をすれば、次回予約につながるのでしょうか。今すぐ実践できる 3 つの方法をご紹介しましょう。1. 次回予約割引・特典「次回予約された方は、次回のオイル交換工賃が半額!」「半年点検のご予約で、エアコンフィルター無料点検付き!」といった、予約特典を提示することで、その場で予約する理由を作りましょう。2. カレンダー連携やリマインド通知「次回の点検日を Google カレンダーに登録しませんか?」「LINE でリマインド通知をお送りします」というように、お客様のスマホと連携することで、予約を忘れない仕組みを作り、リピート率を高めましょう。3. 「予約票」の紙やデジタル配布車検証入れに「次回点検のご案内カード」を差し込んでおいたり、LINE で「◯月◯日が次回点検日です!」というメッセージ画像を送信するなど、見える化された次回来店予定は、お客様の記憶に残りやすくなります。 これからの整備業界では「次回予約されたかどうか」で未来の売上が決まります。忘れられないために次回入庫の仕組みを作ろうネット予約時代の勝ちパターンは次回予約次回予約を取るための 3 つの仕掛けまたお願いしますはもう来ないホームページのご相談は ▶ http://digitalconvergence.jpSerial articles23 http://seibikai.digitalconvergence.jp整備工場のためのインターネット活用講座有限会社 デジタル・コンバージェンス中古車店や整備工場へ「成果の出るホームページ」を制作しているインターネット販売のプロフェッショナル。関谷 秋彦 中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社。代表取締役兼 WEB ディレクター。元ディーラーフロントマン。中古車店・整備工場専門のホームページ制作会社を経営し、顧客は全国に数十社。中古車販売店や整備工場のホームページ制作を行う傍ら、顧客フォローや集客のアドバイスを行っている。整備工場のためのインターネット活用講座

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る